【『僕、営業が嫌いです!』と言い切った過去の自分へ】
営業を、よりおもしろく
お客様との会話を、よりわかりやすく
今日もコラムをご覧頂き、
誠にありがとうございます。
口下手でお客様に提案できない
お客様との会話が続かない
そんなコンサルタント・コーチ・セラピストの方々に
口下手でもお客様から『欲しい!』を引き出せる
セールストークをお伝えするプロ
かつきつばさです。
以前の僕は。
営業という仕事を、
長年に渡り毛嫌いしていました。
自分の興味のないものを、
ノルマ達成の為に売りつける。
顧客に顎で使われ、無理難題を言われ。
ご機嫌取りをする仕事。
そんなふうに思いながら、
毎日営業をしていました。
そんな僕を見かねたのか。
当時の上司が、
僕の営業に同行してくれたのです。
今回のコラムは、
当時の上司への懺悔であると共に。
営業が大嫌いだった、
過去の僕に宛てた「手紙」です。
*******
営業が嫌いです
*******
『僕、営業が嫌いです』
以前の僕が、
当時の上司に言い放った言葉です。
上述した上司が、
僕の営業に同行してくださった時。
自分の仕事をどう思うかを問われ、
僕はストレートに答えました。
大嫌いだ、と。
仕事だから、営業に配属されたから。
給料の為にやっているだけだ、と。
僕のお客様への対応の仕方や、
何気ない仕草などから。
当時の上司は、
僕の内心を見抜いていたのでしょう。
否定も肯定もせず、
黙って聞いてくださいました。
この元・上司は、
営業マンとしても優秀で。
お客様からご指名で仕事が入る、
そんな方でした。
だからこそ、
僕は一層劣等感を抱いていました。
同じ会社で、
同じものを売っているのに。
なんでこんなに違いがあるのだ、と。
売れるテクニックを勉強しているのに。
一向に売れない自分と。
お客様からご指名を受け続ける上司。
立場の差は明確でした。
だから、同行してもらうのも嫌でした。
差を見せつけられるようで。
自分の営業先で、
自分よりもお客様の信頼を得る上司。
その姿に、
打ちのめされていました。
まさかこの時に僕に欠けられた、
元・上司の言葉が。
数年後の僕を根幹を担うことになるとは。
神ならぬ僕には、
全く予想できませんでした。
*******
営業とは・・・
*******
『営業ってなんだと思う?』
僕の大嫌い発言を、
さして気にするでもなく。
唐突に、
こんなことを問われました。
売上をつくる行為でしょう、
そう返した僕に。
間違ってはいない、と。
そう前置きしたうえで。
元・上司は、こう仰いました。
『営業はお客様の救いだ』
当時は反発しかありませんでした。
何が救いだ、と。
結局はノルマ達成の為に、
売上をつくらなきゃいけないだろう、と。
そんな僕の信条は、
筒抜けだったのでしょう。
元・上司はこんな例え話を始めました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自分が病気になって
病院に行った時
では一度切って確認してみましょう
そんなこと言う医者がいたらどうする?
きっと『ふざけるな』ってなるだろう
ちゃんと診察しろよって
自分の担当の医者が
ものすごく自信なさげだったらどうする?
きっと担当医を変えてほしいと言うだろう
香月の営業には
診察も自信も足りない
だからお客様に選ばれない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『お客様への愛が足りていないんだよ』
元・上司の言葉は、
こんな言葉で締められました。
言葉の細部は、
多少異なると思いますが。
概ねこのような内容でした。
当時の僕は。
自分のお客様を、
財布くらいにしか考えていませんでした。
こんな心構えだからこそ、
同じように軽く扱われていたんです。
僕がこの事実に気付くのは、
残念ながらずっと後の話。
ひたすら反発しかしなかったのに、
元・上司の言葉は忘れられませんでした。
後年、「本当の営業」に目覚めた時。
初めて上司の言葉が理解できました。
お客様が困っている、
その課題を解決する。
お客様が叶えたい、
その願いを叶える。
お客様が欲しい未来、
その実現をサポートする。
営業という仕事には、
こんなにも可能性があったんです。
営業はテクニックで決まる。
以前の僕は、
そんなふうに思っていました。
ですが、真実は違います。
営業とは、
本人の心構えで8割決まるんです。
心構えがあってこそ、
テクニックが活きるんです。
目の前のお客様を「救う」為に、
全力で提案する。
こんな心構えの大切さを。
元・上司はずっと以前から、
僕に教えてくださっていたんです。
もっと早くに気付けばよかった、
そんな思いと。
もがき抜いたからこそ、
本当の意味で気づけた。
そんな思いがあります。
営業が嫌いだと言い切った、
かつての僕へ。
そして、同じように営業を嫌う全ての方へ。
営業とはお客様をお救いする、
素晴らしい仕事です。
そして、元・上司へ。
あなたに教わったことが、
今の僕の仕事の根幹です。
当時言えなかった御礼を、
今この場で。
本当に、有り難うございました。
この気持ちが、
いつか届くことを祈って。
では、午後もステキな一日を!
【Q:営業って、どんな仕事ですか?】
※注記
口下手で提案できない
営業が嫌いで自分を売り込めない
そんなあなたでも
お客様の方から『欲しい』と言われる会話の組み立て方を
個別サポートで丁寧にお伝えします
先ずは「無料相談」をご活用ください。
お問い合わせは【こちら】から
「いいね」と思って頂けたら、ぜひシェアをお願い致します。