【顧客を奪えば足りなくなる】
今日もコラムをご覧頂き、
ありがとうございます。
売らない営業術:ノルマ達成トレーナー
香月 翼です。
『競合から顧客を奪うにはどうすれば良いか』
随分と前ですが、
こんなご相談を受けました。
似たようなお店がいくつもあり、
中々差別化ができない。
狭い範囲内で、
顧客を取り合っている。
どうすれば顧客を奪えるのか。
それに対し、
僕は以下のように答えました。
『奪わなくても良いんじゃないですか?』
その方には「綺麗事」と、
一刀両断されましたが 笑
僕はビジネスを大きくする秘訣は、
この「綺麗事」にあると思っています。
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顧客は「奪う」もの?
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同業者である以上、
それは間違いなく「競合」です。
相手の側に顧客が回っていれば、
自分のところに来なくなる。
逆に相手の顧客を奪えれば、
自分の売上は増える。
一見当たり前の話ですが、
この発想の先にあるもの。
相手が価格を下げれば、
こちらはもっと下げる。
相手のマイナスアピールをし、
こちらに誘導する 等
それは「潰し合い」です。
僕は以前、
とある学習塾に努めていたのですが。
競合のマイナスアピールばかりで
『いかに塾生により満足してもらうか』
という視点が抜けていたように思います。
だから、
うまくいかなくなったんでしょうね。
一時はあれだけ生徒がいたのに、
辞める時には惨憺たる有様でした。
奪い合うのはやめましょう。
誰の為にもなりませんから。
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顧客を見る
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僕はよく、
同業者の方とコラボしたり。
情報のシェアをしています。
傍から見れば、
同じ業界の人間同士。
顧客の奪い合いはないのか、
そんなことを懸念されますが。
全くもって、ありません 笑
お互いに有益な情報をシェアする。
専門性を提供し合う。
そうすることで、
より大きな価値提供が可能になります。
僕達が見ているもの。
それは顧客の利益です。
競合からいかに奪うか、なんて、
正直どうでもいいんですよ。
競争相手ばかり見ていると、
肝心の顧客を見失います。
どうやって奪うか、よりも。
どうやって顧客にもっと喜んでもらうか。
この気持ちの方が、ずっと大事です。
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「与えあう」を意識する
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『奪い合えば足りなくなる
与え合えば満たされる』
僕の師匠に頂いた薫陶です。
上述した通り、
僕は同業者と協力関係を結びます。
僕にできないことを、
相手の方に提供して頂き。
逆に相手が不得意な部分を、
僕が補う。
互いに「与え合う」ことを、
意識しているからこそ。
より大きな価値提供が、
可能になっていくんです。
一人でできることなんて、
たかが知れています。
でも、自立したプロ同士が、
互いに協力し合えば。
もっと多くの困っている人に、
価値提供できるじゃないですか。
(注:「一方的な提供=与え合う」ではありません)
結果的に、
それが市場を潤すことになります。
奪い合えば、足りなくなります。
与え合えば、みんなが満たされます。
お互いに「与え合う」ことを、
意識したいですね。
では、今日もステキな一日を!
【Q:何を与えることができますか?】
≪追記≫
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